『古文上達 読解と演習56』|MARCH以上の古文演習におすすめの問題集

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ国語の参考書82選『古文上達 読解と演習56』|MARCH以上の古文演習におすすめの問題集
科目 国語
出版社 Z会出版
目的 古文問題演習
対象者 古文の実力を上げたい人
難易度 MARCH以上レベル
分量 176ページ
使用期間 高三2学期ごろまで
ジャンル 古文問題集

・オススメポイント
ハイレベルな古文読解力が身につく

・注意点
MARCHレベルの問題が解ける人向け

古文でMARCH以上の実力を身に付けたい人におすすめ『古文上達 読解と演習56』

今回ご紹介する『古文上達 読解と演習56』は、すでに古文の学習がある程度仕上がっている人向けの問題集です。問題の難易度が高く、掲載されている問題数も多いため、MARCHレベルの古文の問題までは解けるという人におすすめします。

もし、まだ古文の実力がしっかり身についていないと感じる場合には、よりやさしい教材からスタートするようにしてください。反対に、ある程度基本的な問題が解けるようになってしまってものたりないと感じている人は、今回ご紹介する『古文上達 読解と演習56』などを使って問題演習を積み重ねていくのがおすすめです。

含まれている問題は全部で56題あり、一つ一つの問題は入試のような形式の設問となっています。また、解説はシンプルで固めな口調で書かれているため、上級者向けの教材です。レイアウトはシンプルで見やすく、基礎問題と演習問題に分かれていて取り組みやすい内容となっています。

今回は、そんな『古文上達 読解と演習56』について、詳しい特徴や学習方法のポイントを見ていきましょう。

同じシリーズでよりやさしい『古文上達 基礎編 読解と演習45』から取り組むのがおすすめ

今回ご紹介する『古文上達 読解と演習56』では、同じシリーズでより難易度の低い問題を扱った『古文上達 基礎編 読解と演習45』という教材が出ています。まだこちらの教材をやっていないという人は、先に簡単な方から取り組むのがおすすめです。もし、簡単な方の教材をやって物足りなく感じる場合には、今回ご紹介する『古文上達 読解と演習56』の方へとステップアップしていってください。

古文の問題は、難しい問題になるほど必要となる文法知識や古典常識、読解のテクニックがレベルアップしていきます。簡単な問題の解き方が分かっていない状態で難しい問題を解いても、ただ答えを暗記するような勉強法になってしまうため効率が良くありません。必ず、自分のレベルに合わせて段階的に問題の難易度を上げていくようにしてください。

基本的な問題の読解方法が分かってから応用問題に取り組めば、難しい問題でも短期間で効率よく学んでいくことができます。ベースになる古文単語の知識や文法の見分け方を固めて、そのうえで問題演習を積み重ねて応用力を身に付けていくのがおすすめです。

基礎編は短文解釈中心、演習編は入試形式の問題演習という内容構成

『古文上達 読解と演習56』は、文章読解のポイントを解説した基礎編と、そこで身に付けた知識を使って実際に問題を解いてみる演習編の2つのパートに分かれています。演習編の方は問題のボリュームが多くある程度時間がかかりますが、基礎編だけであれば比較的短時間で解くことが可能です。基礎編で扱われている古文の文章は短文が多く、文章読解に必要な考え方だけをシンプルに学ぶことができます。

古文では、助詞や助動詞、そして古文単語の意味をしっかり見分けて、正確に現代語訳する力が必要になります。難しい問題になるほど、文章で書かれていることの意味が読み取りにくくなってくるため、的確な文法力が必要です。『古文上達 読解と演習56』では、そうした難しい古文の文章をきちんと読み解くための解法が解説されています。

解答解説の説明文はやや固い表現のため、かみ砕かれた説明を求める人には分かりにくいかもしれません。しかし、古文でMARCHレベルの実力がすでに身についている人であれば、さらなる点数アップに役立つ情報を得ることができるでしょう。まずは基礎編で短文解釈のテクニックを身に付けたあと、演習編でその解き方を使いこなせるように練習していってください。

文学史や文法項目など曖昧な知識は巻末の資料を参考に整理できる

『古文上達 読解と演習56』には、巻末の資料として文学史や文法項目、重要な古文単語がまとまっています。問題を解く中で、基礎的な知識に穴が見つかった場合は、巻末の資料などを参考にして覚えなおしておくのがおすすめです。古文の知識は曖昧なところがあると、そこが失点や本文の読み違いの原因になることがあります。

高い点数を目指す人は、入試古文に必要な知識を広く正確に覚えることを心がけてください。問題を解いて答え合わせをする段階で不明な点が出てきたらその部分をチェックしておき、あとで巻末資料の該当箇所を使って暗記する時間を取るようにすると、効率的に学習できます。ぜひ、『古文上達 読解と演習56』に掲載されている情報を余すところなく活用して、古文の実力をアップしていってください。

まとめ

今回は、MARCH以上のレベルの古文の実力が身につく『古文上達 読解と演習56』についてご紹介しました。この問題集はハイレベルな問題が掲載されてるため、すでにMARCHレベルの古文の問題は解けるという人向けとなっています。基礎編と演習編に分かれていて、演習編の問題はすべて入試問題の過去問となっているため、実践的な演習が可能です。古文の問題演習を積み重ねて、さらに得点力をアップしていきたいと考える人におすすめです。

なお、この教材が難しすぎる場合は、同シリーズでより難易度の低い問題集『古文上達 基礎編 読解と演習45』の方から順にステップアップしていくようにしてください。古文の読解に必要な知識を固めて、入試古文で高得点を狙っていきましょう。

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